Works
Share My Activity
課外活動を通じてIB生をつなぐプラットフォーム
概要
高校生だった当時、コロナ禍に入学した新しい IB 生は、特に S&A(Service & Activity) や CAS(Creativity, Activity, Service) に関する課外活動を見つけたり参加したりするのに大きな困難を抱えていました。対面での交流がほとんどなかったため、先輩や同級生から直接アドバイスを受けられず、活動の発見や共同作業の機会をつかみにくい状況でした。
そのギャップを埋めるために、私は Share My Activity(SMA) を開発しました。SMA は、学生と教員が課外活動を紹介・共有できるウェブアプリで、活動の探索や着想の獲得、協働を促進し、よりつながりのある情報豊かなコミュニティを構築することを目的としています。
課題
- 先輩からの口コミが得られない:コロナ禍のため、口伝えで伝わる情報が不足していました。
- 機会の発見が困難:興味に合った活動を見つけて参加するまでの導線が不十分でした。
- 協力相手を見つけにくい:プロジェクトを一緒に進めたい生徒がいても、パートナーを見つける手段が限られていました。
解決策:Share My Activity
Share My Activity(SMA) は課外活動向けのソーシャルプラットフォームとして、以下の機能を備えています。
- 活動投稿のタイムライン:生徒が他者の体験やプロジェクトを閲覧してインスピレーションを得られます。
- アナウンス機能:コラボレーション募集の投稿を行い、仲間や参加者を募ることができます。
- 教員と生徒の参加:教員が生徒の成果を紹介したり、指導やサポートを提供したりできます。
開発と実装
SMA が学校のニーズを満たすように、開発過程では主要なステークホルダーと緊密に連携しました。
- 学校の IT 管理者との協働 — プラットフォームの安全性を確保するため、IT 管理者と協議しました。ユーザー名やコメントの取り扱いについて協議し、安心して使えるオンライン環境を維持する方針を整えました。学校ドメインのメールアドレスを用いた公式 SMA 管理アカウントを作成し、モデレーションやコンテンツ監督に活用しています。
- 課外活動担当者との連携 — 課外活動担当者と定期的に打ち合わせを行い、ユーザーインターフェースやコンテンツの整理、アナウンス機能の使い勝手などを改善しました。彼らのフィードバックは機能設計に反映され、生徒が活動を見つけやすく、教員が支援しやすい仕組みになりました。
- ユーザー中心のデザインとテスト — 少人数の生徒グループによる反復的なユーザーテストを実施しました。この協働的なプロセスにより、最終プロダクトは使いやすさと学校の教育目標・課外活動要件に適合したものになりました。
技術スタック
- デザイン:Figma
- フロントエンド:HTML、CSS、JavaScript
- バックエンド/ホスティング:Firebase
- データベース:Firebase Firestore
- 認証:Firebase Auth
導入と普及
関係者や課外活動担当者の協力による校内プロモーションの結果、SMA は課外活動の情報収集・共有のための主要なプラットフォームとして一定の支持を得ました。
影響と結果
SMA は学校コミュニティに対して次のような前向きな影響をもたらしました。
- S&A・CAS に関する機会の認知向上
- 生徒間のコラボレーションの促進
- 活動の発見と参加を支援する集中ハブの提供
結論
SMA は、コロナ禍における IB 生の情報断絶を埋め、協働を促進することで課題に効果的に対処しました。本プロジェクトは生徒が要件を満たす手助けになるだけでなく、学校の課外活動文化の強化にも寄与しています。今後さらに拡張・改良することで、より多くの生徒の学習や活動を支援できる余地があると考えています。